ニュース 電子 作成日:2014年7月17日_記事番号:T00051606
液晶パネル各社が今年、単価が比較的高いオンセル型タッチパネルの生産に注力している。17日付経済日報が報じた。
群創光電(イノラックス)は昨年第4四半期、携帯電話用パネルに占めるオンセル型の出荷比率は10%だったが、コントーラICの不足問題が解消し、今年第1四半期に15%まで上昇した。下半期はスマートフォンの需要期のため、さらなる出荷比率向上に期待がかかる。
中華映管(CPT)は、昨年第4四半期に多くの携帯電話ブランドからの受注より、オンセル型タッチパネルの出荷が100万枚を超えた。今年は出荷倍増、利益向上を見込む。
瀚宇彩晶(ハンスター)は今年4〜5月よりオンセル型の出荷を始め、5月の出荷枚数は70万台に達した。中国のスマホメーカーに供給している。
友達光電(AUO)も、今年は限られた生産能力を最大限生かしつつ、スマホやノートパソコン向けで顧客にオンセル型の採用を働き掛けていく構えだ。
なお市場調査会社、ディスプレイサーチは、オンセル型タッチパネルは従来のアウトセル方式の製品と比べ価格面で依然課題を抱えるが、台湾メーカーの積極参入は同製品の発展にプラスに働くと指摘した。
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