ニュース 社会 作成日:2014年7月18日_記事番号:T00051614
台湾高速鉄路(高鉄)では、慢性的な財政難に加え、さまざまな管理上、施設上の問題が相次いで指摘されている。
18日付蘋果日報は、高鉄の駅職員2人が勤務中に居眠りしている写真を撮影した読者の投稿を伝え、「万一の事故発生時に直ちに乗客の保護と運転の安全を守れない」と批判した。
指摘を受けた高鉄は、2人が居眠りをしていたことを認め、異動処分にしたことを明らかにした。
このほか、女性乗客からはトイレで転倒し、動けなくなったため、非常ベルを探したが見つからなかったとの苦情があった。女性は「心臓発作やストーカー被害などで助けを求めたくてもどうしようもない。非常ベルを速やかに設置すべきだ」と憤った。
逢甲大学運輸科技管理学科の李克聡教授は「職員の居眠りは旅客の安全に直接の影響はないかもしれないが、管理を強化しなければ、潜在的な危機が生じる」と指摘した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722