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北部の予約販売住宅価格、上半期軒並み過去最高に【表】


ニュース 建設 作成日:2014年7月18日_記事番号:T00051623

北部の予約販売住宅価格、上半期軒並み過去最高に【表】

 住宅専門誌「住展雑誌」の統計によると、北部6県市(台北市、新北市、桃園県、基隆市、新竹地区、宜蘭県)の住宅市場で上半期、完成前に予約販売する新築住宅の平均坪単価が前年通年比6〜12.8%上昇し、軒並み過去最高を記録した。18日付工商時報が報じた。 

 6県市の上半期の平均坪単価は高い順に、▽台北市、89万8,000台湾元(約300万円、前年通年比6.9%上昇)▽新北市、42万2,000元(6%上昇)▽桃園県、25万元(12.6%上昇)▽新竹地区、23万2,000元(7.9%上昇)▽基隆市、19万4,000元(12.8%上昇)▽宜蘭県、19万3,000元(9.7%上昇)──。

 各県市で平均坪単価が上昇した理由について「住展雑誌」は、建設会社の多くが高値を堅持したためと指摘した。

 一方、上半期の住宅供給額は5,915億3,900万元と前年同期に比べ9.5%減少したが、過去3年の平均より790億元多く依然高い水準となった。「住展雑誌」の施絢傑編集長は、11月の統一地方選挙を前にした一連の住宅価格抑制政策などの影響で、建設会社は先行きへの懸念から上半期に供給を急いだと分析した。