ニュース 機械 作成日:2014年7月18日_記事番号:T00051630
産業用コンピューター最大手、研華科技(アドバンテック)の劉克振董事長はこのほど、台湾ロボット産業の競争力強化に向け、上銀科技(ハイウィン・テクノロジーズ)と戦略提携を結び、共同で川下のシステムインテグレーション(SI)業者の育成を図っていくとの考えを明らかにした。18日付蘋果日報が報じた。

劉董事長は「台湾のロボット産業はドイツや日本に比べ発展が遅れており、各企業が単独で奮闘しても勝てる見込みはなく、団体戦に取り組むことでのみチャンスが生まれる」と強調した。
その上で、「現在ロボットの応用先として最大の需要を持つ産業は自動車だが、この分野で台湾が勢力を拡大できる可能性は低い」と指摘。一方で「電子、半導体、工作機械、食品の分野ではチャンスが見込める」との考えを示した。
しかし同4産業でのSIは難度が高いため、アドバンテックはSI専門業者育成に当たりハイウィンと共同で行う他、初期は工業技術研究院(工研院)との協力も検討している。
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