ニュース 電子 作成日:2014年7月18日_記事番号:T00051636
デジタルカメラ用レンズ世界最大手、大立光電(ラーガン・プレシジョン)が17日発表した第2四半期連結売上高は前期比45.45%増、前年同期比70%増の99億7,500万台湾元(約340億円)で過去最高だった。粗利益率は58.19%で、過去7年で最高となった。林恩平執行長は、レンズは特別高いものではなく、スマートフォンの低価格化が同社の利益に与える打撃は限定的と説明した。18日付蘋果日報などが報じた。
アップルの次世代スマホ、iPhone6の5.5インチ機種は筐体(きょうたい)の良品率が問題との市場観測を受け、光学式手ぶれ補正ボイスコイルモーター(OIS VCM)搭載レンズにも懸念が出ているが、林執行長は、量産可能なレベルとのみ述べた。
林執行長は、8月の受注は7月を上回ると語った。顧客の第3四半期の需要は被写界深度が深い(ピントが合っている範囲が広い)などハイエンド化しており、1,300万画素が中心と指摘した。
下半期はウエアラブルデバイス(装着型端末)向けも少量出荷する予定で、ガラスとプラスチック混合の車載用レンズの量産を既に開始したと明かした。
同社の上半期連結売上高は168億3,300万元で前年同期比54%増だった。
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