ニュース 社会 作成日:2014年7月21日_記事番号:T00051644
新北地方法院検察署は21日、台北都市交通システム(MRT)板南線で5月21日に4人が死亡する無差別殺傷事件を起こした鄭捷容疑者(犯行当時21)を起訴し、死刑を求刑した。
鄭容疑者。殺人罪4件と殺人未遂罪22件で起訴された(21日=中央社)
検察はこれまで、鄭容疑者の精神鑑定を行うなどして、犯行動機、犯行当時の心理状態、人格などを精査し、刑事責任能力の有無を検討。その結果、犯行当時に心神耗弱の状態にはなかったと判断した。
検察は犯行動機について、「小学校時代にトラブルを起こした女子児童2人を報復のために殺そうと誓ったが、現実的に2人を殺害するのは困難だったため、その代わりに無差別殺人に及んだ」と指摘した。
その上で、検察は「鄭容疑者の犯行は大規模殺人の定義を満たし、手段が残忍で、人間性を失っており、被害者とその家族に永遠に消えることにない傷を与えた」と求刑理由を説明した。
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