ニュース 運輸 作成日:2014年7月21日_記事番号:T00051647
高速バス各社では夏季休暇の需要期入りに伴い増便や路線拡大を行っているが、発展を続ける観光バス業界や宅配業界とのドライバー争奪戦が加熱している。高速バス大手、統聯汽車客運(Ubus)では、給与額を過去10年で最高額となる月6万5,000~8万台湾元(約22万~27万円、賞与込み)に引き上げて100~110人の新規募集を行っているものの、十分な人数を確保できていない状況だ。20日付蘋果日報が報じた。
観光バスや宅配トラック運転手の給与相場は従来月4万~5万元だったが、業界の成長に伴い最近では4万~6万元に上昇しており、さらに高速バス運転手が引き抜きの対象になっているという。
こうした中、Ubusは引き抜き阻止のため昨年末に6万元から6万5,000元へと引き上げていた運転手の給与を、需要期の新規募集でさらに上乗せした形だ。また同業の国光客運も既存社員の月給を4万8,000~6万元以上へと従来より3,000元以上増額している。
なお、国光客運では40~50人、和欣客運では20~30人の運転手が依然不足しているという。
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