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台湾のGDP成長率は2.7%、チャータード銀が下方修正


ニュース その他分野 作成日:2008年1月23日_記事番号:T00005165

台湾のGDP成長率は2.7%、チャータード銀が下方修正

 
 英スタンダード・チャータード銀行は、今年の台湾のGDP(域内総生産)成長率予測を3.8%から2.7~2.8%へ下方修正した。今年は米国および中国で経済成長の減速が予想され、輸出が経済成長を引っ張る台湾経済へも影響すると判断されることが修正の要因。

 スタンダード・チャータード銀行の符銘財台湾地区エコノミストは22日、今年の米国の経済成長率予測をこれまでの1~1.5%から0~0.5%に下方修正し、中国の経済成長率も9.5%に下方修正した。

 符氏によると、台湾のIT(情報技術)製品の6~7割は中国を主として海外で生産し、欧米市場向けに輸出しており、昨年の台湾の対米輸出額は0.8%のマイナスで対欧輸出額も11、12月は1けた成長まで落ち込んだ。今年台湾の輸出額は、上半期こそ成長するものの、下半期は後退するとみており、GDP成長率は上半期4%、下半期は2%もしくは2%以下まで落ち込むと予測する。23日付聯合報が伝えた。