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可塑剤接触で乳がんリスク増大、中研院など調査


ニュース 医薬 作成日:2014年7月21日_記事番号:T00051651

可塑剤接触で乳がんリスク増大、中研院など調査

 中央研究院(中研院)、国家衛生研究院(NHRI)、台湾大学医学院附設医院(台大医院)による研究チームは19日、可塑剤に恒常的に接触すると、乳がんにかかるリスクが高まるとの研究結果を明らかにした。20日付蘋果日報が伝えた。

 研究チームが20年にわたり1万人を超える女性を追跡調査した結果、可塑剤を使った製品に恒常的に接触した女性が乳がんにかかるリスクは一般の人に比べ90%増え、代謝能力が低い女性の場合はリスクが3.4倍も高まることを突き止めた。

 台湾では乳がんが9年連続で女性のがんによる最大死因となっている。専門家は「プラスチックの食器の使用を控え、ラップも食品に付着しないようにし、手洗いも励行すべきだ」と指摘した。