ニュース その他製造 作成日:2014年7月21日_記事番号:T00051652
製紙大手の正隆(CLC)はこのほど、竹北工場(新竹県)に年産能力3万2,000トンの家庭紙生産ラインを増設すると発表した。早ければ来年第3四半期末に稼働する見通しだ。同社にとって過去10年で最大規模の家庭紙増産計画となり、新ラインが完成すれば生産能力は倍増、市場シェアは30%に拡大すると予想されている。19日付工商時報が報じた。
正隆の蔡東和総経理によると、台湾におけるトイレットペーパー、ティッシュペーパーなど家庭紙の年間消費量は約36万トンで、毎年3〜4%の成長を見せている。しかし、生産量が不足しているため毎年多量の原紙を輸入しており、昨年の輸入量は4万3,000トンに達した。
正隆は家庭紙の増産計画に向け18日、独フォイト・ペーパーと抄紙機の調達で契約を締結。新ラインには日産能力120トン、抄き幅3,680ミリメートルのフォイト社の最新設備を導入する。
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