ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

CSCの9月台湾価格、全て据え置き


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2014年7月21日_記事番号:T00051655

CSCの9月台湾価格、全て据え置き

 中国鋼鉄(CSC)は18日、9月の台湾域内向けオファー価格を全て据え置いた。世界経済および鉄鋼市場が安定に向かっていることから下半期の業界見通しが上半期より明るいと判断し、川下メーカーに広がる模様眺めムード解消のため価格維持を決めた。19日付工商時報などが報じた。 

 CSCの劉季剛・業務副総経理は、第3四半期の鉄鋼製品受注量は前期比4.2%増の317万トンが見込めると述べた。また第4四半期は川下メーカーに在庫積み増し需要が高まり、製品価格は底打ち後上昇すると予想した。鉄鋼市場の景気は悪くなく、特に原料である鉄鉱石の国際価格の安定が発注を促すとの見方だ。

 CSCの6月連結売上高は前月比2%減の303億8,700万台湾元(約1,000億円)で、税引き前利益は6%増の23億3,200万元と今年最高を記録。上半期の連結売上高は前年同期比6.6%増の1,845億7,700万元、税引き前利益は4.2%減の116億9,400万元だった。