ニュース 石油・化学 作成日:2014年7月22日_記事番号:T00051683
中国の高純度テレフタル酸(PTA)を生産する大手石化メーカーなど8社が、生産過剰を受けて生産能力の7割まで減産し、価格の安定を図ることを取り決めた。証券会社は、これによりPTAを生産する台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)や中美和石油化学(CAPCO)、亜東石化(OPTC)が恩恵を受けると予測した。22日付蘋果日報が報じた。
中国メーカーの減産は、翔鷺石化などPTA大手3社が5月より価格安定のため行っていたが、近ごろ5社が追随した。これを受けてPTA価格は今年最高の1トン当たり1,000米ドルまで上昇している。
台湾のPTA最大手、台化の洪福源総経理は先日、PTA市場について同業の動向次第との見方を示していた。同社は、台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)の第3ナフサ分解工場が年次保守に入ったため、傘下のPTA工場も前倒しで年次保守を進めている。
一方、亜東石化に出資する東聯化学(OUCC、出資比率18%)、遠東新世紀(ファーイースタン・ニューセンチュリー、出資比率75.56%)も、下半期は亜東石化に対する投資収益が拡大する見通しだ。
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