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ハイウィンとアドバンテック、ロボット産業発展で戦略提携


ニュース 機械 作成日:2014年7月22日_記事番号:T00051688

ハイウィンとアドバンテック、ロボット産業発展で戦略提携

 工作機械部品大手の上銀科技(ハイウィン・テクノロジーズ)と産業用コンピューター最大手の研華科技(アドバンテック)は21日、ロボット産業チェーン、クラスターの形成、および川下のシステムインテグレーション(SI)業者育成に向け戦略提携を締結した。22日付工商時報が報じた。


ハイウィンの卓永財董事長(右)とアドバンテックの劉董事長(左)。工業用ロボット需要は年間16万〜18万台だが、今年は20万台に達する見通しだ(21日=中央社)

 両社はまず、相手の既存製品およびサービスを自社の顧客に推薦する形で協力を始め、その後、共同で技術コンサルティングやソリューションサービスの提供を経て、第3段階として1年以内に合弁で新たなSI会社を立ち上げる方針だ。

 なお新会社については、ハイウィン、アドバンテックだけでなく、鴻海精密工業など電子製品受託生産大手5社、日月光半導体(ASE)、友達光電(AUO)、群創光電(イノラックス)、金属加工業者、食品メーカーなどに広く出資を呼び掛けており、台湾の産業界を挙げて世界市場での商機獲得を目指す構えだ。

 観測によると、アドバンテック傘下の産業用制御装置メーカー、宝元数控(LNCテクノロジー)の製品は現在、工作機械向けが95%でロボット向けは5%にすぎない。またハイウィンのロボットアーム出荷も少数にとどまっている。

 こうした中、アドバンテックの劉克振董事長は、ファウンドリーの台湾積体電路製造(TSMC)がASEなど川下業者と密接な関係を築くことで世界的成長を遂げた例を挙げ、同様の分業体制を構築し、10〜20年で台湾をロボット産業の世界的拠点にしたいとの考えを示した。