ニュース 政治 作成日:2014年7月24日_記事番号:T00051704
行政院は22日、若者の提言を政策に反映するために新設した「青年顧問団」の初会合を開き、江宜樺行政院長が青年顧問22人と激論を交わした。23日付蘋果日報などが伝えた。
初会合の様子。今後3カ月ごとに全体会合が開かれる他、6組の小委員会で個別に協議が行われる予定だ(行政院リリースより)
江行政院長は「顧問団の設置は3月のヒマワリ学生運動と関係がある。政府機関を占領したり、社会秩序を乱したりした現象は若者の国政への関心を示しているとも言える」とし、若者が意見表明できるルートが不足しているため、顧問団の設置を決めたと説明した。その一方で、「政府をまひさせたり、社会に動乱を引き起こしたりして、主張を行う必要は必ずしもない」と述べ、学生運動の過激化にくぎを刺した。
今回の顧問団設置は、若者の不満をそらす狙いがあるとみられる。ただ、当初27人任命した青年顧問のうち、2人が辞任、3人が初会合に欠席するなど、顧問団の運営が政府の思惑通りに進むかどうかは不透明だ。
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