ニュース 電子 作成日:2014年7月24日_記事番号:T00051716
パソコン大手、宏碁(エイサー)と華碩電脳(ASUS)が、中国の受託メーカーへの発注を加速している。24日付蘋果日報が報じた。
消息筋によると、エイサーは3月に発売した低価格タブレットPC「Iconia(アイコニア) One 7」で初めて中国の広西三創科技に生産を委託した。両社の提携関係は良好で、第3四半期発売予定の「Iconia Tab 8(A1-840)」も同社が組み立てる。
エイサーのタブレットPCは依然、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)、緯創資通(ウィストロン)、和碩聯合科技(ペガトロン)にも発注し、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)が引き続き「Iconia One 7(B1-730)」を受託生産する。エイサーの今年のタブレットPC出荷目標は1,000万台で、市場では委託先5社は多過ぎるため、広西三創科技への発注が激増すれば台湾メーカーの受注が減ると懸念されている。スマートフォンに関しては、価格競争激化を受け、小米科技(小米、シャオミ)のスマホを受託生産する聞泰集団(ウイングテク)にも発注し、台湾2社、中国2社の生産体制になるとみられている。
一方ASUSは、スマホ「ZenFone」販売がインドなどアジア太平洋地域で好調で、生産委託先の追加を検討している。それでもペガトロンが7~8割を受注し、主要生産委託先の地位の変化はないようだ。
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