ニュース 電子 作成日:2014年7月24日_記事番号:T00051718
液晶パネル用偏光板メーカー、奇美材料科技(チーメイ・マテリアルズ・テクノロジー)は22日、中国江蘇省の昆山経済技術開発区光電産業園で第1期工場に着工した。2016年第1四半期に量産する計画で、生産ライン2本で年産能力1,200万平方メートル。年間売上高20億人民元(約330億円)を見込む。投資額は2億9,800万米ドル。23日付工商時報が報じた。
奇美材料は、中国にはまだハイエンド偏光板への参入メーカーがないため中国の内需を開拓することができ、租税優遇措置も受けられると説明した。年内妥結を目指す中韓の自由貿易協定(FTA)が発効すれば、韓国メーカーよりコストが高くなることへの対応策でもある。
昆山奇美材料科技は、工場3基、生産ライン6本分の敷地を購入しており、市況に応じて追加投資する。
奇美材料の第2四半期売上高は前期比5.95%増の41億1,600万台湾元(約140億円)で、稼働率は90%に達した。第3四半期の受注も好調で、設備の稼働スピードを上げることで生産量が5~10%増える見通しだ。
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