潘世偉労働部長が24日、女性秘書との不倫疑惑が報じられたことを受けて辞任した。25日付蘋果日報が伝えた。
潘氏は「公務の遂行に影響が出てほしくない」と辞任の理由を語った（24日＝中央社）
不倫疑惑は有力週刊誌の壱週刊が報じたもので、潘氏は江宜樺行政院長に対し、24日午前に電話で辞意を伝え、同日夕までに辞任が認められた。
壱週刊は潘氏が８日間で３回、女性秘書の自宅を深夜に訪ねていたなどと報じていた。
潘氏は2012年に行政院労工委員会（労委会）主任委員に就任し、今年２月の労働部発足に伴い、初代部長に就任していた。
潘氏は「今後は中国文化大学に戻り、教職に就きたい」と話しているという。
江宜樺内閣では先ごろ、蒋偉寧教育部長が論文捏造（ねつぞう）疑惑で辞任したばかりだ。
