ニュース 金融 作成日:2014年7月25日_記事番号:T00051732
大手格付け会社のフィッチ・レーティングスは24日、台湾の銀行業による中国へのエクスポージャーが2016年までに倍増し、総資産の13%に達すると予測した。25日付経済日報が伝えた。
フィッチによると、昨年末で中国へのエクスポージャーは900億米ドルで、総資産の7%を占めている。今後は短期貿易ローン、中国での現地法人開業などでエクスポージャーが増える見通しだという。
フィッチは「台湾の銀行業が融資対象を中国の企業や個人に拡大するにつれ、財務体質が今後2~3年以内に銀行の信用を決定付ける重要な要素になる」と分析した。
フィッチはまた、金融監督管理委員会(金管会)が台湾の銀行業による中国へのエクスポージャーを昨年末時点で総資産の3.5%としていることについて、統計に含まれない部分があり、数値は実際よりも少なく算出されていると指摘した。
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