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作成日:2008年1月23日_記事番号:T00005174
中興百貨、買収交渉が進行中
昨年経営危機が伝えられた中興百貨(台北市復興北路)の鮑佩鈴総経理は22日、「現在2つの業者が中興百貨の事業引き受けに関心を示しており、中興百貨所有の不動産購入に興味を持つ業者も3社ある。中興百貨の経営が誰の手に渡るか、2月末までには明らかになるだろう」と語り、買収交渉が進行中であることを明らかにした。23日付中国時報が伝えた。
鮑総経理によると、中興百貨の資産は15億7,000万台湾元(約51億7,000万円)だが、現在銀行への債務が6億3,000万元、取引企業に対する負債が2億2,000万元に上っている。昨年は従業員のリストラに5,000万元を費やしており、今後新たな資本が経営を希望しても、4億5,000万元の資金投入が必要になるという。
同社は2月末に多くの取引先との契約期間の満了を迎えるが、鮑総経理は、「2月末までに新たな買収企業や出資者が決まらなければ、取引先とはさらに契約を6カ月間延長して、緩衝期間としたい」と語った。
業界では同じ復興北路に面して近くに位置する微風広場(ブリーズセンター)が中興百貨に関心を示していると伝えられているが、鮑総経理は「微風は当社の不動産への興味から一度会合を持っただけ」と話し、現在は協議を行っていないことを明らかにした。