ニュース 食品 作成日:2014年7月25日_記事番号:T00051741
食用油大手、大統長基食品廠の成分不当表示事件で、詐欺罪などに問われた同社董事長、高振利被告らに対する上訴審の判決公判が24日開かれ、智慧財産法院(知的財産裁判所)は高被告に懲役12年、罰金3,800万台湾元(約1億3,000万円)を言い渡し、判決が確定した。25日付中国時報が報じた。

高被告(左)の他、調合室の幹部、従業員にも懲役1年6月、執行猶予5年の判決が言い渡された(24日=中央社)
大統は昨年、商品表示で「純度100%」などとうたいながら、安価な綿実油や着色剤の銅クロロフィルを混入させていたことが判明し、社会問題化した。
一審の彰化地方法院は高被告に懲役16年、罰金5,000万元を言い渡していたが、起訴事実を認めていることに加え、既に一部取引先と和解が成立している点を考慮し、減刑された。
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