ニュース 自動車・二輪車 作成日:2014年7月25日_記事番号:T00051743
バイク最大手、光陽工業(KYMCO)の柯俊斌総経理はこのほど、今年の世界販売を120万台(受託生産、部品を含む)以上とし、グループ全体で売上高400億台湾元(約1,400億円)を目指すと明らかにした。25日付工商時報が報じた。

柯総経理は中南米など新興国市場の開拓が奏功した他、欧州でも景気回復やユーロ高により、イタリアやスペイン、フランスなどで市場平均を上回る業績回復をしていると指摘した。
またBMWや川崎重工業など大手からスクーターの生産を受注したが、高雄工場(日産1,500台)では生産が追い付かず、労働時間延長に週末残業などフル稼働で対応していると述べた。知名度向上が期待できる他、大排気量、高単価車種の比重拡大により、今年は純利益が過去5年で最高になると予測した。
一方、台湾市場の需要期は例年、夏季休暇シーズンから中秋節(旧暦8月15日、今年は9月8日)だが、今年は11月29日に控える統一地方選挙の影響で前倒しされるとの見方で、生産能力の調整やラインの自動化率を高め対応すると語った。台湾市場の規模は過去10年で最高の68万~70万台になると予測し、同社は販売台数28万台、シェア40%以上維持を狙うとしている。
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