ニュース 電子 作成日:2014年7月25日_記事番号:T00051748
タッチパネル最大手、宸鴻科技集団(TPKホールディング)の劉詩亮財務長は24日、顧客の新製品発売が遅れ、同社の第3四半期売上高は前期比5%以下の伸びにとどまり、本業は赤字に転落する恐れがあると述べた。証券会社は、主要顧客のアップルがタブレットパソコン「iPad」新機種および腕時計型ウエアラブル端末(装着型端末)「iWatch(アイウオッチ)」の発売を第4四半期に延期すると指摘した。25日付工商時報などが報じた。
孫総経理は、第2四半期出荷が予想以上に伸びたのはハイエンドスマホ新製品の強い需要が主因と述べた(24日=中央社)
劉TPK財務長は、今年は5インチ以上の大画面スマートフォンが主流となり、6〜7インチのタブレットPCの購買意欲を削いでいると指摘。そのため、一部顧客がタブレットPC新製品の第3四半期発売を見合わせ、ウエアラブル端末の出荷も先送りし、これら製品の量産は9月以降になると話した。
TPKは中国・福建省福州市の平潭5.5世代新工場の稼働を9月に延期する。ただ孫大明総経理は、ノートPCと大型タブレットPC需要で、来年初めにフル稼働となると見込む。
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