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老董牛肉麺、郭台銘氏と提携は虚偽


ニュース 社会 作成日:2014年7月28日_記事番号:T00051756

老董牛肉麺、郭台銘氏と提携は虚偽

 鴻海精密工業(フォックスコン)の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長の結婚披露宴で牛肉麺を振る舞ったことがきっかけとなり、「郭台銘氏との提携」を掲げて人気を集めていた牛肉麺チェーン「老董牛肉麺」が実際には郭氏と提携していなかったことが明らかになり、投資家から詐欺の疑いで告発されていたことが分かった。27日付蘋果日報が伝えた。

 鴻海精密工業は26日、「同社および郭台銘個人は、老董牛肉麺と提携関係がない」とし、法的手段を取ることも辞さない構えを表明した。また、老董牛肉麺の持ち株会社である英領バージン諸島登記の「富董公司」も同日、老董牛肉麺の劉正雄董事長の解任を決めた。

 劉董事長が2008年に郭台銘氏の結婚披露宴で牛肉麺を調理したのは事実だが、劉董事長はその後、雑誌の取材で「郭氏が老董牛肉麺に出資する」と語ったり、鴻海の系列企業と合弁会社の設立で合意しているなどと虚偽を広め、株式公開で多額の資金を調達していた。

 これに対し、劉董事長は「投資家は自主的に投資したものだが、詐欺扱いされた」と反論している。