ニュース 社会 作成日:2014年7月28日_記事番号:T00051757
台北地方法院検察署は25日、複数の都市開発計画で開発業者から巨額の賄賂を受け取っていたとして逮捕された元内政部営建署長の葉世文容疑者を収賄罪などで起訴した。また、贈賄側の遠雄企業団(ファーグローリー・グループ)董事長、趙藤雄容疑者も起訴された。26日付蘋果日報が伝えた。
保釈された趙董事長は長い勾留生活のせいか、やつれた様子だった(25日=中央社)
葉容疑者は、全国の都市計画を統括する営建署長の立場を利用し、新北市林口区、桃園県八徳市での合宜住宅(低価格住宅)建設工事、新竹県内の眷村(国共内戦で台湾に逃れてきた外省人の居住地域)再開発、新北市淡水区のニュータウン「淡海新市鎮」などをめぐり、遠雄企業団や興富発建設(ハイウェルス・コンストラクション)に5,950万台湾元(約2億円)の賄賂を要求し、実際に2,750万元を受け取った疑い。さらに、交際相手の女性の口座に出所不明の資金が3,000万元以上あることも分かった。
趙容疑者は27日、3,000万元の保釈金で、住居制限や週3回の派出所出頭などを条件として保釈が認められた。
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