ニュース 建設 作成日:2014年7月28日_記事番号:T00051767
自動車大手、裕隆汽車製造(ユーロン・モーター)は25日の董事会で、国家二級古跡に指定されている「林本源園邸(通称・板橋林家花園、新北市板橋区)」内の3カ所の土地容積権を33億台湾元(約110億円)で購入することを決議した。同社新店工場跡地B地区(敷地面積3万坪)で開発中の商業施設および住宅建設への容積移転を予定している。26日付工商時報が報じた。
同社の新店工場跡地はA、B地区に分かれ、B地区には2棟の高層ビルを建設予定だ。住宅と商業施設を兼ねたものと、住宅施設のみのビルを予定している。40階建て以上になる見通しで、新北市の新たなランドマークとすべく開発を進める。来年末にも着工し、2019年に商業施設部分、20年に住宅部分が完成予定だ。
なお、B地区の一部は寄贈し、公園、駐車場などに充てている他、宏達国際電子(HTC)の台北総本部が建設されている。また、A地区では既に、ショールーム、修理、関連部品販売などのサービスを提供する「裕隆汽車生活城」や量販店大手の家楽福(カルフール)が開業している。
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