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「文化創造」コンセプトホテル、台中市中区にオープン【表】


ニュース 商業・サービス 作成日:2014年7月28日_記事番号:T00051768

「文化創造」コンセプトホテル、台中市中区にオープン【表】

 台湾鉄路(台鉄)台中駅から近く、旧市街地としての面影を残す同市中区の民族路沿いにこのほど、室内設計などに「文化創造」のコンセプトを取り入れたホテル「紅点文旅(レッドドット・ホテルカルチャー)」がオープンした。28日付工商時報が報じた。

 紅点文旅は同地で35年の歴史を持つ「銀河大飯店」を3億台湾元(約10億円)以上かけて改装したもの。同ホテルの客室数は55部屋で、1泊平均宿泊料は3,173元。ターゲットは外国人個人旅行者やビジネスパーソンおよび台湾人。6月末のプレオープン以来、平均客室稼働率は8割を超えており、3〜5年以内に投資を回収できる見通しだ。

 紅点文旅は他のホテルとの差別化を図るため、台湾で初めてロビーにステンレス製の滑り台(全長27メートル)を設置した。レトロ街散策の人気を好感し、同区に同じく文化創造がテーマの2カ所目のホテル建設に着手している。

 台中市中区および隣の西区ではここ5年、古いホテルの改装が相次いでおり、紅点文旅を含めリニューアルオープンした7軒のホテルの総投資額は計20億元に達し、客室数は合計で約800室増えた。