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社子島開発が始動、台北市の最重要計画に


ニュース 建設 作成日:2008年1月23日_記事番号:T00005177

社子島開発が始動、台北市の最重要計画に

 
 馬英九前市長時代に提出されていた台北市社子島の開発計画が、昨年末に経済部水利署の同意が得られたことから、いよいよ始動する見通しになった。カク龍斌台北市長(カクは赤におおざと)は22日、「社子島開発は、向こう10年内における台北市の最重要開発計画となるだろう」と述べた。

 社子島は基隆河と淡水河に囲まれた河口に位置し、面積約294ヘクタール。3,700世帯、1万人が暮らすが、海抜がわずか2.5メートルしかないため、台風や豪雨のたびに深刻な水害を受け、建築規制の対象地域になっている。

 社子島の開発面積は約240ヘクタール。台北市は500億~800億台湾元(約1,650億~2,630億円)の経費を投じ、2010年末までに土地取得と更地化を完了し、4.5~5.5メートルの埋め立てと周囲9.65メートルの堤防建設を開始し、12年には住宅建設に着手する計画だ。

 台北市は社子島を農業生態園区やレクリエーション区として発展させる考えで、注目されている賭博施設の設置については目下検討中だという。社子島をまたぐ社子大橋の第一期工事の経費は約17億8,900万元で、今年7月に工事の発注を行い、3年後に完成する予定。

 島内にはまだ多くの旧建築や三合宅院が残されており、台北市政府都市発展局と文化局はこれら建築物の保存を進める方針だ。

 社子島の地価は1坪当たり25万元前後と、台北市内では最低ランクだが、治水問題が解決されれば、不動産価格の上昇が見込めるという。