ニュース 電子 作成日:2014年7月28日_記事番号:T00051770
発売が迫っていると観測されるアップルの次世代スマートフォン、iPhone6に注目が集まる中、消費者の間で同製品への期待心理から携帯電話買い替えに対する模様眺め傾向が強まっており、一部のブランドが新製品発売を先送りする可能性があるとみられている。こうした状況の中、iPhone6向けの供給を行っていないとされる台湾の液晶パネル、タッチパネルメーカーの業績にも影響が及ぶと懸念されている。28日付蘋果日報が報じた。
市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)の劉陳宏・研究協理によると、iPhone6の液晶パネルは、シャープ、ジャパンディスプレイ(JDI)といった日本メーカーが60%、LGディスプレイ(LGD)など韓国メーカーが40%を供給するとされる。
また劉・研究協理はiPhone6への期待の他、中国で第4世代(4G)移動通信規格サービスが開始された後、第3世代(3G)規格対応スマホへの購入補助が打ち切られたことも市場の模様眺め傾向を後押ししていると指摘。タッチパネル最大手、宸鴻集団(TPKホールディング)は、例年の需要期に当たる第3四半期の売上高を前期比横ばい、またはわずか5%増と悲観的な予測を示している。
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