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「東区粉円」値上げ、南北で価格差


ニュース 商業・サービス 作成日:2014年7月29日_記事番号:T00051789

「東区粉円」値上げ、南北で価格差

 タピオカ入りかき氷(粉円氷)の名店「東区粉円」(台北市忠孝東路四段)は、今月から価格を10台湾元値上げした。トッピング4種で70元(約240円)という価格に、「かき氷1杯で弁当が買える値段だ」と消費者のため息が漏れている。29日付自由時報が伝えた。

 店側は5年間にわたり価格を据え置いてきたが、原材料費と人件費の上昇で値上げを余儀なくされたと説明した。

 しかし、高雄市三民区の三鳳宮近くにある「鄧家粉円氷」では、今でもプレーンの粉円氷を1杯10元という破格の安値で販売している。トッピングをしても1種で5元増しだ。

 自由時報は両店舗を比較し、「やはり天龍国(高所得層が住む台北市中心部を指す俗語)では粉円も『天龍級』だ」と価格差を皮肉った。