ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2014年7月29日_記事番号:T00051792
中鴻鋼鉄は28日、8月のオファー価格について、輸出向け鋼管で1トン当たり30米ドル引き上げた。米商務省が先日台湾や韓国など8カ国・地域から米国に輸入される油井用鋼管(OCTG)に対し、2.05~118.32%の反ダンピング関税を課すと発表したことを受けたもの。同社は反ダンピング関税を課されなかったものの、米国メーカーの価格引き上げが見込めることもあり、価格を調整した。29日付工商時報が報じた。
最終的な関税率は9月または10月初旬にも決定する見通しだが、中鴻は関税を免れたことで米国市場での競争力が向上し、受注増加が見込まれている。
一方、輸出向け鋼管以外の主要製品については、台湾域内、輸出向けオファー価格を据え置いた。
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