ニュース 機械 作成日:2014年7月29日_記事番号:T00051793
29日付工商時報が英フィナンシャル・タイムズ(FT)の報道を基に伝えたところによると、先ごろミュンヘンで開催されたオートメーション・ロボット業界最大規模の国際展示会「国際オートメーション・メカトロニクス専門見本市」に鴻海精密工業の戴家鵬シニア副総経理が出席したことが日本、スイス、ドイツの4大ロボットメーカーの関心を引いているようだ。
鴻海は現在、世界最大のEMS(電子機器受託生産サービス)業者の地位にあるものの、中国における人件費の上昇、工場内での労働問題の頻発を受け、郭台銘(テリー・ゴウ)董事長が2012年に「100万台のロボットを導入する」と表明。生産ラインの自動化を積極的に進めている。
また今回、戴シニア副総経理もFTの取材に対し、「当グループが抱える120万人の従業員は多過ぎる」として、「経営コスト引き下げのため、自社ブランドロボット『Foxbots』の開発を進めている」と述べた。
こうした中、日本のファナックと安川電機、スイスのABB、ドイツのクーカの世界4大ロボットメーカーは鴻海を重要な潜在顧客と見て、将来の受注獲得に向け同社の動向を注視しているようだ。
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