ニュース 電子 作成日:2014年7月29日_記事番号:T00051801
液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)の王志超総経理は、28日の業績説明会で、年末まで需給が逼迫(ひっぱく)し、来年第1四半期末にようやく改善するとの見通しを示した。現在生産ラインをフル稼働で対応しても追い付かないほどの受注が舞い込んでいるという。同業の友達光電(AUO)も同様の状況とみられ、低迷していた液晶パネル業界の見通しは明るいようだ。29日付経済日報などが報じた。
王総経理は、第2四半期から供給不足に転じたと説明。ノートパソコン用に始まり、現在ではモニター用や一部テレビ用も不足している状況だ。生産能力の拡大については、第3四半期は行わない方針で、その後については検討中と語った。第3四半期の出荷量は前期と同水準が予想されるが、平均単価は製品構成比の見直しが奏功し上昇する見通しだ。
なお、第2四半期の粗利益率は10.4%と2桁に回復し、純利益は四半期ベース過去最高の30億1,000万台湾元(約100億円)で、前期の18.7倍だった。TFTパネルの出荷面積は798万3,000平方メートルと過去最高を更新した。
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