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USB3.1コネクター規格確定へ、制御ICの祥碩などに商機


ニュース 電子 作成日:2014年7月29日_記事番号:T00051803

USB3.1コネクター規格確定へ、制御ICの祥碩などに商機

 29日付工商時報によると、USBの標準規格化団体、USBインプリメンターズ・フォーラム(USB−IF)が制定したUSB3.0よりデータ転送速度が2倍速いUSB3.1規格をサポートする次世代コネクター「Type-C」の規格が今月中に確定する見通しとなっており、コントローラIC設計の祥碩科技(ASメディア・テクノロジー)、創惟科技(ジェネシス・ロジック)、威鋒電子(VIA Labs)、コネクターメーカーの建舜電子製造(JEM)などに商機獲得が見込まれる。

 観測によると、「Type-C」の規格についてはアップル、グーグル、インテル、マイクロソフト(MS)などがUSB−IFに提案を行い、台湾の威鋒電子を含む多くのメーカーが議論を重ねているという。

 なお建舜電子は昨年の売上高において、USB3.0関連の占める比率は15%にとどまったものの、今年第1四半期は40%まで急激に拡大している。こうした中、同社幹部は3.1規格製品について「必ず市場の先陣を切って発売する」と語っている。