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中国製鉄筋、9月に輸入開始へ【表】


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2014年7月30日_記事番号:T00051822

中国製鉄筋、9月に輸入開始へ【表】

 台湾への鉄筋輸出を計画する中国の江蘇沙鋼集団の販売代理を務める台湾商社「沙鋼遠東貿易」の劉廷烈董事長はこのほど、「既に法的手続きを完了しており、第1弾として9月に小型鉄筋5,000トンを台湾に輸入し、市場の反応を見る」と表明した。価格については「市場の相場を1トン当たり数百元(1台湾元=約3.4円)程度下回ることになる」と語った。30日付経済日報が報じた。

 これについて台湾の鉄筋メーカーは「沙鋼の市場参入が成功すれば、大陸(中国)のその他メーカーの低価格製品が台湾に流入すると考えられ、競争の激化は避けられない」と懸念を示している。

 また、中国製ホウ素合金製鉄筋は台湾輸出に対し13%の輸出戻し税還付を受けられるため、台湾メーカーは不公平な競争を強いられる他、台湾の鉄筋需要はかつて年間700万トン規模に達したこともあるが、近年では500万トン程度に縮小しているといった懸念材料を挙げた。

 なお証券会社は、豊興鋼鉄、東和鋼鉄企業(東鋼)、海光企業、威致鋼鉄など台湾の電炉メーカーにとって鉄筋は出荷規模の大きい製品で利益率が低いため、中国製品の流入による影響は小さくないと指摘している。