ニュース 電子 作成日:2014年7月31日_記事番号:T00051859
工業技術研究院(工研院)産業経済趨勢研究センター(IEK)の30日発表によると、台湾半導体産業の2014年生産額は前年比15.2~17.1%増え、2兆台湾元(約6兆9,000億円)を突破する見通しだ。来年は3兆元が視野に入る。31日付工商時報が報じた。
IEKによると、台湾の半導体産業は輸出が74%を占める。上半期は輸出が前年同期比11.9%増と、前年通年の8.5%増より大きく伸びた。応用先は、▽情報、39.3%▽通信、31.9%▽コンシューマー向け電子製品、13.5%──。スマートフォンとタブレットパソコンが半導体の高成長のけん引役だ。こうした中、PC出荷減が回復に転じ、大型液晶テレビの出荷も増えると指摘。今年は▽第4世代(4G)移動通信システム用ベースバンドチップ▽微小電子機械システム(MEMS)▽ドライバIC▽電源管理IC──などの出荷が増えるとした。
一方、スマホとタブレットPC市場は成熟化、低価格化、競争激化に伴い、今後2年しか好況が続かないと予測。半導体産業はモノのインターネット(IoT)商機を先取りしなければならないと警告した。
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