ニュース 石油・化学 作成日:2014年8月1日_記事番号:T00051882
台湾中油(CPC)の新第3ナフサ分解プラント(高雄県林園郷、新三軽)は、地元住民への健康被害に対する懸念などから、約1年にわたり試運転の状態が続いていたが、30日にようやく高雄市から操業許可を取得し、正式に量産に入る見通しとなった。1日付工商時報が報じた。
CPCの林金柱・石化事業部副執行長によると、同社顧客のエチレン需要は年間約110万トンだが、新三軽のエチレン生産能力は年間72万トンで、これに第4ナフサ分解プラント(高雄市林園区、四軽)の35万トン、第5ナフサ分解プラント(高雄市楠梓区、五軽)の50万トンを加えれば十分な供給量を確保できることになる。
また五軽は2015年末に予定される閉鎖後の対応が未定となっているが、移設などの代替措置がなされなかった場合でも、新三軽が正式に量産に入ることでエチレン供給に深刻な不足は生じない見込みだ。
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