神達投資控股（マイタック・ホールディングス）は31日、子会社の神達電脳（マイタック・インターナショナル）のクラウドコンピューティング製品事業を新会社の神雲科技に譲渡すると発表した。神雲科技は資本金22億台湾元（約75億円）、基準日は９月１日の予定だ。１日付蘋果日報が報じた。
神雲科技がクラウド市場向けハードを販売する一方、マイタックのモバイル端末事業群はソフト、サービスに転換。モノのインターネット（ＩｏＴ）商機を狙う。
何継武マイタック総経理は、８～９月に受託生産のウエアラブルデバイス（装着型端末）を大量に出荷する他、10月には欧州の自動車メーカーとクラウドサービスで提携すると述べた。
市場調査会社の予測によると、2016年にクラウド産業は1,000億米ドル規模まで拡大する見通しだ。
