ニュース 電子 作成日:2014年8月1日_記事番号:T00051890
スマートフォン大手、宏達国際電子(HTC)は31日、第3四半期の大幅な減収減益予想を発表した。売上高は420億〜470億台湾元(約1,400億〜1,600億円)で前期比27.8〜35.5%減少、税引き前利益は5,000万〜8億1,000万元で約70〜98%減少する見通しだ。張嘉臨HTC財務長は、上半期に投入したハイエンド機種の販売が下火になり、ミドルエンド機種は新旧製品の入れ替え時期に当たるためと説明した。1日付経済日報が報じた。
証券会社はHTCの減収減益予想について、アップルが早ければ9月にも発売するスマホ次世代機種「iPhone6」に対抗できる製品がないためと分析した。
HTCは新興市場で挽回を図る。中国では「HTC One」や「デザイア」シリーズの新機種を投入し、第4四半期スマホ出荷で前期比2〜3割増を見込む。インドではコストパフォーマンスが高い「デザイア816」が低価格「210」より人気で、第3四半期のスマホ出荷は倍増、第4四半期も成長が続く見通しだ。
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