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中元節のお化け列車、「子供が泣く」台鉄が反対


ニュース 社会 作成日:2014年8月6日_記事番号:T00051952

中元節のお化け列車、「子供が泣く」台鉄が反対

 日本の盆に当たる中元節(旧暦7月15日、今年は8月10日)、台湾では「地獄の大門」が開き、幽霊が人間界を自由にさまようと言い伝えられている。この中元節前後、基隆市ではさまざまな関連イベントが企画されており、9日には台湾鉄路(台鉄)での「お化け列車」の運行を予定している。しかし、この企画に台鉄が難色を示している。

 基隆市政府が企画したお化け列車は、9日午後3時〜3時48分の台北〜基隆間の区間列車にさまざまなお化けや妖怪のコスチュームをまとったスタッフが乗り込み、乗客を驚かすというもので、「今年はホラー度がさらにアップ」などとうたっている。

 台鉄は5日、「昨年実施した際、子供が怖がるなどの苦情が10件以上寄せられた」と反対を表明。「なぜ基隆市が台鉄の同意を得ないままイベント実施を発表したのか理解に苦しむ」と不快感を示した。

 昨年の同イベントでは、一般市民の団体が台鉄に通知なく、お化けの扮装(ふんそう)で列車に乗り込んだらしい。中には口から血を流すなどリアルな演出もあったようで、恐怖のあまり大声で泣き出す子供もいたそうだ。

 台鉄の反対を受けて基隆市文化局文化発展科の郭麗雅科長は「今年のお化け列車は(日本の妖怪を集めた人気テーマパーク)『渓頭松林町妖怪村』(南投県)から、かわいらしい妖怪のキャラクターを招くなど、ソフト路線だ」と釈明し、実施に向けて台鉄側と協議を詰めたいと語った。

 台鉄は現在のところ、「イベント当日にお化けのコスチュームで列車に乗り込もうとした場合、規則に従い『公序良俗違反』で乗車を拒否する」と強い態度を崩していない。

 しかし「噂をすれば影」、あまりに議論が盛り上がれば、本物を招き寄せてしまうかもしれない。