ニュース 電子 作成日:2014年8月7日_記事番号:T00051991
コネクター大手、正イ精密工業(フォックスリンク、イは山の下に威)は今月、中国・東莞工場(広東省)にコネクターの取り置き、ねじ締めなどの作業を担う6軸ロボットアーム35台を導入し、生産のオートメーション化を進める計画だ。さらに来年は100台を導入する予定で、グループにおける生産の全面的な自動化を目指す。7日付蘋果日報が報じた。
2013年に工業技術研究院(工研院)から自動化技術の移転を受けたフォックスリンクは、これまでに台湾工場に15台のロボットを試験的に導入していたが、技術が成熟したとして東莞工場への本格導入を決めた。
内部データによると、1台のロボットで従業員2人分の仕事をこなすことができ、費用も安く抑えることができるという。
フォックスリンクの郭台強董事長は、「当社は製品化が早いことを強みとするが、自動化により品質向上とさらなるスピードアップを図ることが可能だ」と強調。その上で台湾で開発し、中国で生産するという体制ではタイムラグが生じるため、将来的には自動化を進めた上で台湾の中部科学工業園区(中科)后里園区の工場でハイエンド製品の生産を行うことを計画していると語った。
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