ニュース 運輸 作成日:2014年8月8日_記事番号:T00052008
呉志揚・桃園県長は7日、計画段階の桃園MRT(都市交通システム)緑線など5本を延伸し、桃園県と台北市、新北市を結び、市民により良い交通環境を提供すると表明した。桃園県は12月に直轄市に昇格予定だ。桃園市長選の民進党候補、鄭文燦氏は、いずれも紙上の計画で、単なる選挙の票集めだと批判した。8日付自由時報が報じた。
呉県長(中)は、台北、新北を含む1日生活圏が誕生すると述べた(桃園県リリースより)
呉県長によると、台湾桃園国際機場聯外捷運系統(桃園国際空港MRT)は来年末に開通し、2018年6月に台湾鉄路(台鉄)中レキ(レキは土へんに歴)駅まで延伸する計画だ。桃園MRT棕線は台鉄桃園駅から新北市新荘区の台北MRT迴龍駅まで延伸し、11.5キロメートルに8駅を設置する計画。現在実行可能性調査を行っており、年末に中央政府の認可を得て17年に着工予定だ。
桃園MRT緑線は、G01駅(八徳市建徳路・興豊路)から▽大渓鎮埔頂エリアまで3.5キロ▽中山東路、龍岡路経由で台鉄中レキ駅まで8キロ8駅──の延伸について実行可能性調査を9月に行う予定だ。
計画段階の新北市のMRT三鶯線は八徳市まで延伸する実行可能性調査を年末に行い、17年に着工する予定だ。台中市の台鉄MRT化計画による台鉄紅線の桃園県楊梅市までの延伸は協議中だ。
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