ニュース 医薬 作成日:2014年8月8日_記事番号:T00052012
新薬研究開発(R&D)の基亜生物科技(メディゲン・バイオテクノロジー)の張世忠董事長は7日、子会社、基亜疫苗科技の株式400万株を聯華電子(UMC)子会社のベンチャーキャピタル、迅捷投資に譲渡すると発表した。出資額は1億2,000万台湾元(約4億円)で、迅捷の出資比率は8%となる。8日付経済日報が報じた。
今回の出資受け入れについて張董事長は、UMC上層部の同意を受けており、「グループ名義での出資」として発表することを認められたと説明。これは同社の技術力、製品ラインアップ、将来性が高い評価を受けたことを意味すると強調した。
UMCの劉啓東財務長は同日、同社の迅捷投資の持ち株比率は50%を超えておらず経営権を掌握していないので、今回の出資は同社とは無関係だとコメントした。
なおメディゲンは新薬の中間解析データが予想を下回ったことから、最近株価が急落している。これに絡み同社幹部がインサイダー取引を行ったとの疑惑が浮上しているが、同社は「そのような行為は絶対にない」と否定した。
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