ニュース 機械 作成日:2014年8月8日_記事番号:T00052014
東元電機(TECO)の劉兆凱董事長はこのほど、日本からのプレミアム効率(IE3)モーターの受注が相次いでおり、来年の日本市場向け出荷台数は今年の4倍に増加するとの予測を示した。日本の経済産業省が来年から産業用モーターの省エネルギー基準を、プレミアム効率(IE3)に引き上げることを受けた買い替え需要で、観測では売上高は40億円に達するとされる。8日付経済日報が報じた。
劉董事長は「当社は日本市場攻略の鍵となる数多くの特許を保有している上、競争力の高い価格を実現している」と説明。多くの日系企業が同社の桃園県中レキ(レキは土へんに歴)工場を訪れているという。
また同社は年内に神奈川県に組立工場を設立することで標準モーターの納期を7日に短縮し、顧客満足度を高めたい考えだ。なお、日本の中小型モーター市場規模は年間800億円で、日本メーカーは日立産機システムや富士電機などが手掛けている。
一方、欧州でも来年から日本同様にIE3への省エネ基準引き上げが始まるため、同市場向け出荷台数の倍増を予測している。
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