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鴻海とゴープロ、関係が冷却化か


ニュース 電子 作成日:2014年8月8日_記事番号:T00052018

鴻海とゴープロ、関係が冷却化か

 アウトドアスポーツ用小型カメラを生産する米GoPro(ゴープロ)のニック・ウッドマン最高経営責任者(CEO)は7日、出資を受けている鴻海科技集団(フォックスコン)にこれまでに生産委託した実績はないと発言し、両社の関係が冷え込んでいるのではないかとの憶測を呼んでいる。8日付工商時報が報じた。

 鴻海は新たな受注先確保に向け、2012年にGoProに2億米ドルを出資し、同社株式を10%取得。その後、新規株式公開(IPO)による希釈化で持ち株比率は8.88%に低下している。

 ウッドマンCEOは「生産委託先は(パソコン周辺機器メーカーの)群光電子(チコニー・エレクトロニクス)のような工場だけで十分だ」とも述べた。

 これについて鴻海は「GoProの株式を引続き保有し、提携も続ける」と言明した。