ニュース 社会 作成日:2014年8月12日_記事番号:T00052058
雲林県のある公共墓地をきれいにしようと地元の役所が清掃員を派遣したところ、なぜか気分が悪くなくなったり、体に異常を覚える者が相次ぎ、墓の中の死者が「自分の家が他人に侵入された」と感じて悪さをしたのではないかと話題になっている。
奇妙な現象が発生したのは雲林県古坑郷にある、28基の墓を擁する地元最大の公共墓地。約2年前、キリスト教の墓園がいつも清掃されているのを見た林慧如郷長は、地元の公共墓地もきれいにしようと考えて清掃員を派遣した。
当時、清掃員30人余りを率いて同墓地の清掃に当たった楊騏駿・清掃隊長によると、清掃員たちは草を刈ったり、通路を掃いたりと作業を進めていたが、そのうち気分が悪くなって嘔吐(おうと)する者、手の指が氷のように冷たくなる者、刈った草で手を切る者などが相次いだ他、草刈り機も故障してしまったという。
自身も5日間、手が冷たいままだったという楊隊長は「人間だって自分の家がいくら汚れていても他人に勝手に入ってきてほしくない。墓の中の『兄弟』も同じなんだろう」と語っている。
なお、ある神職に「兄弟」の言葉を代弁してもらった結果、霊たちがより快適な体を欲していたところに、清い体を持った清掃員たちを見つけたため、取りついたのだそうだ。
林郷長によると、こんなことがあって以降、同墓地を清掃する際、隊員たちはまず、お香を上げて「役所に派遣されてあなた方の場所をきれいにしに来ました。どうか作業が滞りなく進むよう協力してください」と祈りを捧げるようになった。それからは特に異常な出来事は起きていないそうだ。
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