ニュース 政治 作成日:2014年8月12日_記事番号:T00052060
馬英九総統は11日、野党に対し立法院の議長席を占拠して審議を妨害するのをやめるよう呼び掛け、中台サービス貿易協定の早期承認に向け、民進党の蔡英文主席と会談する可能性も否定しないと述べた。蔡主席は12日、形式的な会談を行っても何の意味もないと述べ、国家のリーダーとしての度量と責任感を見せてほしいと述べ、拒否する考えを示した。12日付経済日報などが報じた。
馬総統は、結局またも野党の時間稼ぎ戦術にぶつかった形だ(11日=中央社)
国民党は、3回目となる臨時会の召集を計画している。議題は中台協定監督条例と自由経済モデル区特別条例の草案だが、党内でも意見がまとまっていない。馬総統は、まず党内で合意形成を図り、その後野党と協議する考えで、蔡主席との会談を拒んだことはないと述べた。
王金平立法院長は、与野党がよく話し合い、国家の発展にとって最も良い方策を共同で策定することを望んでおり、馬総統と蔡主席の会談は良い方法だと述べた。
民進党の報道官は、経済振興には誰も反対しないが、馬総統が高雄連続爆発事故の記者会見の場を使って民進党を批判したのは問題だと指摘。現時点で蔡主席が馬総統と会談する必要性はないと述べた。
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