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高雄ジュエリー城、来年2月オープンへ


ニュース 商業・サービス 作成日:2014年8月12日_記事番号:T00052067

高雄ジュエリー城、来年2月オープンへ

 高雄市のランドマーク、85階建ての高層ビル「高雄85大楼」に計画されているジュエリー商品の販売拠点「高雄珠宝城(高雄ジュエリー城)」が来年2月の春節(旧正月)前に正式オープンする見通しだ。台湾区珠宝工業同業公会の洪明麗理事長は、台湾、香港、日本などから300社以上のジュエリー販売業者を誘致する予定で、1,000件以上の就業機会、100億台湾元(約340億円)以上の年生産額を創出すると認識を示した。12日付工商時報が報じた。

 高雄珠宝城は、三禾資産管理公司が競売で落札した高雄85大楼の地下1階~地上11階(旧建台百貨・建台娯楽場)を、洪理事長が董事長を務めるサンゴ製宝飾品の製造販売、綺麗珠宝企業が借り受けて運営する。

 洪理事長は、高雄を訪れる中国人観光客は増加を続けているが、ショッピングの際のトラブルも増えているため、関連業者を1カ所に集めて、工場直営店を入居させることでリーズナブルで高品質なジュエリー製品を提供する良好なショッピング環境を構築したいと語った。

 なお高雄市観光局の許傳盛局長は、市政府は高雄珠宝城の運営に全面協力し、高雄を商品の設計から生産、取引プラットフォームまでを備えたジュエリー産業の集積地へ成長させたいとの考えを示した。