ニュース 金融 作成日:2014年8月12日_記事番号:T00052068
政府系金融持ち株会社の兆豊金融控股(メガ・フィナンシャル・ホールディング)の蔡友才董事長は11日、政府系ファンドによる出資を受け入れ、資本力を増強した上で、政府系金融機関同士の合併や海外での合併・買収(M&A)を進める考えを表明した。12日付蘋果日報が伝えた。
蔡董事長(中)。魏美玉副総経理(右)が総経理に就任した(11日=中央社)
兆豊金控が実際に政府系ファンドの出資を得て、合併・買収活動に乗り出せば、台湾の金融機関では初となる。
兆豊金控の国際決済銀行(BIS)基準による自己資本比率は11.7%で、国際的に要求される12%を下回っており、合併・買収活動には資本増強が不可欠だ。
これに先立ち、張盛和財政部長は今月8日、兆豊金控について、「内外での合併を同時に推進しても支障はない」と述べていた。
兆豊金控はアジアだけでなく、アフリカでの金融機関買収も視野に入れる。
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