ニュース 商業・サービス 作成日:2014年8月12日_記事番号:T00052069
南山人寿保険は11日、新北市樹林区の公有地に映画館やレストラン、スーパーマーケットなどが入居する12階建ての複合商業施設を建設することで同市と契約を締結した。総投資額は21億6,800万元(約74億円)で、2017年7月完成予定。就業機会1,000件の創出を見込む。12日付経済日報が報じた。
朱立倫・新北市長(左)は自身の「映画好き」を明らかにし、シネマコンプレックスの入居を歓迎した(11日=中央社)
計画では、1~10階は▽国際的アパレルブランド▽飲食チェーン▽生鮮スーパー▽フィットネスクラブ──などを誘致。11~12階には秀泰影城(ショータイム・シネマズ)を誘致し、10~15スクリーンを備えるシネマコンプレックスの設置を予定している。
建設予定地は、敷地面積1.05ヘクタール、台湾鉄路(台鉄)樹林駅から約500メートルの距離に位置する「樹林樹新段公有地」。もともと財政部国有財産署、農田水利会が管理しており、今年に入り新北市が地上権(50年)の入札を募集し、南山人寿が3億8,000万元で権利を獲得した。
朱立倫・新北市長は、樹林区は近年、交通事情が改善し、人口の増加が続いている他、台北の都市交通システム(MRT)万大線が開通すれば、板橋区、土城区、新荘区が結ばれ一つの生活圏が誕生するとし、南山人寿の商業施設は同市の重要な消費スポットとなると語った。
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