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統一企業、過去最高益でボーナス3倍


ニュース 食品 作成日:2008年1月24日_記事番号:T00005207

統一企業、過去最高益でボーナス3倍


 統一企業(ユニプレジデント)は昨年、本業の食品業が成長を維持、投資収益も好調、さらに中国での事業を切り離し、中国事業持ち株会社、統一中国控股として香港で上場したことが大きな収益をもたらし、利益が過去最高となる見通しだ。

 業績好調を受け同社董事会は23日、春節ボーナス(年終奨金)の算出方法を公表し、全体の約5割を占める業績が「甲」の社員の場合、今年は昨年に比べ3倍となる基本月給の3.8カ月の支給となった。業績が「特優」の場合は5.8カ月。

 創業40周年を迎えた統一集団は昨年、世代交代を終え、中国事業の香港上場も順調に進み、利益も過去最高が見込まれ、ひときわ好調な1年となった。利益は第1~3四半期ですでに75億台湾元(約247億円)を超えており、第4四半期も中国のインスタントラーメンと飲料事業の切り離しによる香港上場だけで44億元の収益を上げており、これに食品業と投資事業を加えると全体の利益は130億元を超える。24日付工商時報が伝えた。